2/9 Creepy Nutsのオールナイトニッポン0 改編突破 行くぜ HIPHOPPER
ライブビューイング備忘録
発言、メールはニュアンス 長い 下ネタ多い
◯オープニング
イベントの内容は長らくの間、みんなでキャッチミーイフユーキャンを観るということしか決まっていなかった。そして迎えた当日、会場が暗転すると、本当にキャッチミーイフユーキャンのオープニングが流れる。ライブビューイング会場では現地のカメラ越しではなくスクリーンに直接映画が映され、つまり冒頭四分はふつうに映画館でキャッチミーイフユーキャンを観ていたことになる。クレジット部分丸々流れたのでそれなりの尺があり、文脈をわかっててもなお「何の時間だこれ」と思った。クリーピーナッツは権利関係で揉めがちだが、これはちゃんと申請したので大丈夫らしい。
松永「DVD、絶賛発売中です」
もし次回イベントがあったらインセプションを観るらしい。
「ぼくのイメージするヒップホップ」みたいなノリの、ステレオタイプ満載のセット。路地裏、壁にグラフィティ、ドラム缶の中で燃える木材(焼肉屋の入り口にある紙の炎みたいなやつ)、無駄に凝った質感の階段、座り込む謎のラッパーたち。
ふたりは謎のラッパーたちに声をかけるが、皆無言を貫いている。
R「今日はどちらから?」スマホいじりラッパー「……」
R「口回り似てますね」ひげのラッパー「…」
あきらめて本編を始めようとする二人。椅子お願いします、と言うとはけていくラッパーたち。袖から再び登場し、力を合わせて机を運んでくるラッパーたち。きっちりバミりに合わせて机を設置するラッパーたち。
松永「スタッフなら尚更無視はよくないよな」
こうして背景のセットはそのままに、いつものブースが再現された。ちぐはぐ
結局、キャッチミーイフユーキャンとTHE・地獄(後述)以外はいつものコーナーをやってくということに。公開収録に近いか。
煽ってこいと言われたR「お前らそれが聴きたいんだろ!?」
客「…フー!」
慣れていない客席。
◯ヒップホップニュース
ビリー・アイリッシュがヴォーグのインタビューで「ラッパーはうそつき」と言ったというニュース。Rはこれをボースティング(自分のすごさを誇示する)だと主張。
松永「おれも小4のときボースティングしてたな、ミュウ持ってるとか」
R「一緒にすんな」
ビリーアイリッシュは売れてるしかわいいが、ラッパーはかわいくないという松永。
R「カニエとかエミネムとかかわいいやん エミネムは歳取るほどラップが速くなっていって、かわいい」
松永「抱きしめたくなるね」
また、この流れで「Rはこのイベント中最後まで嘘をつかず、真実だけ喋り続ける」という宣誓をしろという命が松永より下る。更には立ってやれ、前に出ろ、マイクを通すな肉声でやれという横暴。
R「私はうそつきではございません。このイベントが終わるまで真実のみを話します」
このくだりは何かの伏線とかいうわけでも何でもなかった。何だったんだろうこれ
◯幕間①
「別の宇宙の神であり多次元トラベラー」というキャラで売れようと画策中、代表曲は「Let shit go」、以前このラジオでいじったところ執拗にダル絡みをしてきたことでおなじみの米ラッパーこと、リルコーリー。そんなリルに、マネージャー森さんがイベント出演の打診をするという映像。
ツイッターのDMでリルに連絡。「電話できますか?」「sure!」とのことで電話をかけるも、リルは一向に、まじで一向に電話に出ないのであった。to be Continued…
R「せっかく風化しかかってたのに」
◯ラジオヒップホップ
リスナーと一緒にラジオリスナーでも楽しめるヒップホップカルチャーをつくっていこうのコーナー。
・ものを食べるときにクチャクチャいうクチャラーは嫌われますが、ものを食べるときにチェケチェケいうチェケラーは嫌われますか?
R「いい加減ラッパーをチェケでいじるのをやめろ」
松永「よく俺たち(他のラッパーに)怒られていないよね 胸ぐらつかまれててもおかしくない」
・女優より後にイくことをギドライキと言いますか?
R「俺は宇多丸イキ、松永さんはインタビューでしょ」
松永「俺はパッケージ」
・DJは他人の曲を引用してサンプリングをしますが、松永さんは他人のちんこの皮を切り取って自分のに張りつけることで新しいちんこを構築する、チンポリングをしますか?
R「仮に、カリにね、そうだとしても…」
・ラッパーはメールを送信するとき、最後に「microphoneから送信」と書きますか?
松永「ラッパー、よく歌詞でそういうこと言ってんじゃん」
R「俺もiPhoneから送信してます microphoneから送信するのは舞台上だけや」
しかしR、これを結構気に入る。
SHINGO☆西成さんだっけ、ちがうかも、ラッパーの誰かが別のラッパーと喋るとき、言葉のあとに「rap」と言うという。「おいR元気か。rap?」みたいな。それでヒップホップ愛を共有するみたいな話があった。
R「それみたいに浸透するといいね」
・松永さんの影響でDJをはじめましたが、チュクチュクするだけでも難しいことを知り、驚いています。初心者でもできるそれっぽい技を教えてください
R「志が低い」
→松永、レコードを後ろにバッとスライドさせ、みんな大好きピュンピュンピューン!!のボタンを連打する。たしかにそれっぽいが、プロの現場でこんなんやったら確実にバカにされるとのこと
松永「Rにもできるから」
→R、やってみる。しかし素人目にも下手
R「昔松永の家にいたときにデリヘル呼んで、女の子がターンテーブルに興味を示したので今ぐらいのことをやってみせたら、「すご~い」って言われた」
松永「ばかだな」
◯幕間②
リルと連絡をとる映像のつづき。ようやくリルと連絡がつく。森さん英語ペラペラ。
「クリーピーナッツのイベントに出てくれないか?」
「もちろんだよ!」
「でも予算がないからノーギャラで出てくれる?」
「できるわけないだろ XXXX」
fin…
R「出ないならこれ流す必要ない」
松永「繋ぎの映像がなかったんだよ」
◯THE・地獄
「R/松永代表リスナーをそれぞれ選んで壇上でフリースタイルバトルさせる」という地獄のネタメール、まさかの実現。ほんとに出来る人にしてねという前置きのもとでやりたいひとに挙手させたところ、思いの外多くの人が手を挙げ、その中からR代表リスナーの吉田さんと松永代表リスナーのしらたきさんが選出される。蓋を開ければどちらもラップやったことないという。話が違う。
吉田「ダンジョン見てます!韻踏合組合の◯◯さんと握手したことあります!」(◯◯さんは韻踏合組合ではない)
しらたき「松永さんへの愛でがんばります!」
これは本当にTHE・地獄になるかもしれない。全員が共感性羞恥に耐え忍ぶことを余儀なくされるのか。誰も得しない時間が流れるのか。はたして。
しかし吉田さん、初めてなのになかなか上手。 しらたきさんもガンガン客を煽り、みんなもそれに応える。すごい!成立している!よかった!
観客の拍手や挙手の多さで勝敗を決めようとするも、ほぼイーブン。
松永「延長戦する?」
R「本当に地獄になりそうなので引き分け!」
ふたりにはサイン入りトートバッグが進呈された。いや二人ともめちゃすごいよ。ハートの強さよ。現地じゃないけどちょっと拍手しちゃった。
◯カードスタイルMCバトル
→「R指定のメモカード」R指定がラジオ中に台本にメモした言葉や絵をカードゲーム化したもの。1枚200円だが売っても売っても利益にならないので、これをたくさん買うよりTシャツやトレーナーを買えとのこと。一人25枚までという購入制限が設けられていたにもかかわらず、現地では物販開始一時間にして即完、各地のライブビューイング会場でも売り切れ続出という事態に。エゴサにより早々の転売が確認された結果、当日のうちに通販が開始されることが決定。転売ヤーさよなら。
『 カードスタイルMCバトル・公式ルール 』 - オールナイトニッポン.com ラジオAM1242+FM93 ニッポン放送にのっとり、Rvs松永の試合が行われた。
先攻R。RはHP20を消費し、「ももち」を召喚。ももちの効果により、山から効果カードを1枚選び手札に加える。後攻松永はHP30を消費し、「諸葛亮孔明」を召喚。諸葛亮孔明の効果により、Rの手札を1枚捨てることが出来る。
松永「じゃあ一番右」
R「真ん中?」
わかりやすくすっとぼけるR。渋々捨てるR。一番右のカードは、強カード「R-指定」であった。
松永「なんで最初にそれ出さないの?」
R「即勝ったら悪いと思って…」
この舐めプにより松永が優勢か。松永はHPをさらに30消費し、たしか「8月7日リリース」を召喚。攻撃するが、Rが効果カード「ゼロの波紋」を使用し、ダメージを無効化。続いてRも攻撃するが、松永もゼロの波紋で無効化。ゼロの波紋、強い。で覚えてないけどなんやかんやあって、たしかRがももちと相田のメモをフィーチャリングしたのかな?それで攻撃してRの勝利。
召喚コストの高さは同時に被ダメージの高さでもあるから、効果カードとフィーチャリング次第では弱デッキでも勝てるといういい見本だと思いました 合ってる?
◯幕間③
「we are fighting dreamers チャレンジ」(RがFLOWのボーカルのサングラスを盗むチャレンジのこと。三四郎・相田の悪ノリ)を、MG森さんが遂行する映像。FLOWの楽屋に行った森さんが三、四回お願いしたところ、ボーカルのKOHSHIさんはいい人なので、快くサングラスをくれた。
テロップ「ぬるい映像になってしまった」
R「キレさしたいのか」
サングラス、イベント会場に到着。三四郎のANNにRが来週出演するので、そこにサングラスを届けてチャレンジは終了らしい
R「それをその回の柱にしようとしてる もつわけないやん」
◯大江戸シーラン
エド・シーランの「shape of you」のイントロに歌詞をつけてあげるコーナー。松永さんはマイクスタンドを要求。ステージ前方でムーディーにピンスポを浴びながら、さらにKOHSHIさんのグラサンをかけながらの大江戸シーラン。
このあたりの関連ツイートを見ると松永ガチ恋勢は一定数存在するということがわかり、まちゅちゅんネタはあながちネタとも言いきれない気がするのが笑えるし笑えない
以下うろ覚え
・人差し指が折れてしまった しかし青く発光する人差し指
松永「ずっと折れたままでいるってこと?」
R「あれすぐ光らなくなる」
未来を照らすサイリウム人間、声に出して読みたい日本語
・冬のコンバース、ほぼ素足
松永「爪先以外布1枚隔てただけだからね」
これはそう
・田んぼで裸でかくれんぼ 稲と同化するぺニス
トラクターがやってきた やばい、「刈り取られる」
覚悟を決める俺 全国の食卓にぺニスよ届け
松永「生産者の気持ちになってる」
R「逃げればいいだけの話」
・人の出生数とアナルの出生数の不一致により取りつけられ時期を延ばされるアナルの数が増加しており、四万もの怒れる待機アナルたちの対応にあたる、政府の手腕が問われている きょうび
松永「社会派だね 政府の手腕とか言ったら全部社会派でしょ」
これ今日一笑っちゃった 文字に起こすと気持ち悪いわ訳わからんわで最悪だけど実際聞くとめちゃくちゃおもしろかったんだって ほんとに
・鹿児島の英雄は雑炊でしめない、「さいごうどん」
うまい これにはRも絶賛
・「もっといい人いる」とか、「俺にはもったいない」とか
そんな言葉聞きたくないよ 今すぐ抱いてほしい
R「そういうんじゃないやん」
常連リスナーによる投稿、これを選ぶ作家、そしてラジオイベントでのコーナーの最後にこれをもってくるというあたり、「みんな違って~」のファンモンパートのイズムを感じるね
◯例のジングル
松永「Rさん、中野サンプラザ で韻を踏んでください」
R「たまごパン旨ない?」
すげ~
◯日本語ラップ紹介
Rさんが日本語ラップをすごい知識と熱量で紹介するコーナー。今回はイベントタイトルの元ネタでもある、Zeebraの「MR.DYNAMITE」。これはジブさんが不良とかの層に目を向けはじめた時期の曲で、二音だけで踏んでったり「~奴ら」で踏んでったりと、ラップなんてやったことない彼らにも「俺にもできそう」と思わせるような、間口の広さがある。それで実際日本語ラップ人口が増えた。その反面で、簡単に見えてた二音の韻のフレーズも実はその前の部分から数文字かけて踏んでたりと、知れば知るほどテクニカルで奥が深い曲でもある。ジブさんはそういうすごい実績を残した、ほんとにレジェンドなんよ、と力説するR。
松永「ほんとにすごい人。だからジブジブパニック(ワニワニパニックのジブさん版)とか…そういうこと言うなよ!」
R「やめろや!」
すぐお前らはチクるんだからな、やめろよ、と言いつつ、さらに「ボンバーマン」「超ビンビン!(酔ったジブさんが「テキーラの瓶、みたいな感じで超ビンビン!」という衝撃の韻を踏んだというエピソードをふたりはこすり続けている)」等々、いつものようにジブさんを散々いじる二人。
?「ちょっとやめてくんねー!?」
一瞬フリーズする二人、ヒエ~と声を漏らす客席。間違いなくジブさんの声。いやいやいや録った声を流したんでしょう、さすがにさすがに、と焦る二人(台本通りだとしたら演技うまいな)。しかし
Zeebra「俺のこといじるの、やめてくんねー!?」
ほんとにジブさん登場。客席ドカーン。二人の登場時をゆうに凌ぐ大盛り上がり。
MR.DYNAMITE生歌唱。総立ちの客席。ニッコニコで被せるR。かっこよかったな、クリーピーナッツからヒップホップに入ってまだ他のラッパーの曲はほとんど知らないけども、Zeebraさんはもちろんのこと他にもいろいろ聴いていこうと思わされた。「一点突破 行くぜHIPHOPPER」のかけ合い、冒頭のぎこちなレスポンスからは想像のつかない盛り上がり。Rさんはこの曲生で聴くの初めてだし、ジブさんは中野サンプラザでやるの初めてとのこと。
Zeebra「某バンドのボーカルを連想してしまうよね」
◯ライブ
ジブさんはけたあと、二人のライブパート。
手練手管
紙様
阿婆擦れ
合法
よふかしのうた
助演の「お、ま、た、せ!」から紙様への繋ぎが超クール
松永さんは想像してたより声ガンガン出す タンテ何やってるか全く理解できん すごい
Rさんは喉の調子あんま良くなさそうだったがそれでもなお圧倒的 これ本調子のを生で見たらどうなっちゃうんだ すごい
よふかしの前に「ここにいる人たちは大体みんな社会不適合者だとおもう、これからも一緒に夜更かししてください」みたいなこと言ってたのがアツかった 深夜ラジオは深夜なのが良くないところなんだけど、それ以上に深夜だから最高なんだよね どうしようね
最後にジブさん再登場。三人でstreet dreamsという曲をやる。これかなりいいもん見させてもらってるんじゃないのか?まだありがたみがよくわかっていない、タイミングってあるよね、これからもっとヒップホップを好きになったら「よく分からず聴いてたのもったいねぇ~」と思う日がくるのであろう。
終わったあと「最高です」「楽しいね」つって抱き合う三人。
Zeebra「一生手のかかる後輩」
こんだけかっこいい音楽やってしゃべりもめちゃくちゃ面白くてふたりともナンバーワンプレイヤーだけどかわいがられる後輩でもあってってそりゃ好かれるし売れるよね
ジブさん退場時、「テキーラの瓶みたいに超ビンビン!!」と言い放ち去っていく。優しっ
◯エンディング
松永「はいチーズはださい?」
R「ださいからいい 俺たちはださい」
メジャーにしてこのスタンス ありがとう
◯ずっと楽しかったのでほんとに行ってよかったし定期的にやってほしい 応援するしかないのでスポティファイでアーカイブ聴きまくる あとこんどはちゃんと生でライブ観たい、チケットとるのを今年の目標にしよう