むりお

 

仲良くさせていただいてる方に、あなたがいろんなニュースにやられてやしないか不安よというお声をかけていただいたのですが、まさにその通りの1日でした。きのうのライブの感想を忘れないうちにまとめとこうとシコシコ書いてたんだけども、そんな気も失せてしまった。以下強火の話をするので嫌な人はブラウザバックでお願いします。

 

 

 

「表現の不自由展・その後」再開について、河村市長が座り込みで抗議活動を行ったとのこと。

河村さんの文書なりインタビューなりを読んでると、

①展示内容は多くの日本国民の感情を害するものであり、愛知県が主催し公金を用いてする展示としてふさわしくない

②正当な手続きを踏んでいればその段階で議論もできただろうが、このように反政府的な内容を事前に申告せず出すというのは不正義である

③市と協議せず強硬的に展示を再開するのは暴力的である

ていうのが大まかな論旨だと思うんだけど、そもそもこの展示がどういう文脈をもってるかっていうのを認可した人たちは理解してたの?②に関して、「あいちトリエンナーレ」に補助金を出します、内容に関しては実行委を信用します、ぐらいのスタンスだったなら、一連の主張は納得できる(その前提もおかしな話だけども)。でも、要旨なりステートメントなり…

 

「表現の不自由展」は、日本における「言論と表現の自由」が脅かされているのではないかという強い危機意識から、組織的検閲や忖度によって表現の機会を奪われてしまった作品を集め、2015年に開催された展覧会。「慰安婦」問題、天皇と戦争、植民地支配、憲法9条、政権批判など、近年公共の文化施設で「タブー」とされがちなテーマの作品が、当時いかにして「排除」されたのか、実際に展示不許可になった理由とともに展示した。今回は、「表現の不自由展」で扱った作品の「その後」に加え、2015年以降、新たに公立美術館などで展示不許可になった作品を、同様に不許可になった理由とともに展示する。

表現の不自由展・その後

 

…が申請段階で把握されてるか、最低でも「表現の不自由展」というのを企画のひとつとして含みますというのを認識してたら、①③のようなことで抗議してるのはちゃんちゃらおかしいと思うんだけど。だって展示内容なんてタイトルから大方想像つくじゃん。この場合で②のようなことを言ってんのなら、それは委員側の怠慢では?だからその辺の事情が不透明なままで暴力的だとか言われても、さすがに肩は持ちきれない。不自由展のみならず全額不交付にしてるからには前者なのかなあ、そうじゃないとさすがにおかしいもんね、それはきな臭すぎるもんね、そうであってくれることを信じるよ。あと河村さんは「普通の日本人の気持ちをハイジャックして…」という表現をしてるようだが、そういう言葉を用いてる以上気持ちをジャックしてるのはあなたも同じだからな。

それ関連のツイートのリプ欄がほんとに地獄絵図でゲンナリしてしまい、わたしはたぶんツイッター向いてないなあと思いました。公金でこの展示はおかしいだろ!ていう主張は上のもろもろを抜きにすれば全然わかるんだけど、単純に作品の内容に憤慨してる人についてはあまりに浅はかだ…。

 

 

教員いじめのニュース。なにこれ?????????結局世界を動かしてるのはつよい人間なんだよなあとつくづく思わされるね、このつよいは非常に狭義的ですが。人間はどうあってもわかりあえなくて、でもそのなかで相手を分かろうと努めることがだいじだということをかんがえるのですが、このようなものを前にするとただただ虚無感だけが残されますね。こういうことがあるから全部更地になれとか思うんだよ

この件に関してツベルクリンさんのご考察がとても腑に落ちたので、貼っておきます。

とりあえず加害者の謹慎は意味不すぎですね、わたしも懲戒免職に賛成です。

 

 

明るいことも書こう。朝晩はすっかり秋を感じるようになりましたね。今日は好きな秋の上着を着て嬉しくなりました。帰り道は少し肌寒くて、あったかいラーメンとかシチューとか食べたいなあなんて思っちゃって、この欲めちゃめちゃ生きる意思に満ち溢れとるやんけウケると思いました。いやなんもウケねえよ早くサンゴ礁にしてくれ