最近のこと

 

ゼミの発表を終えた。発表資料を作り終え、原稿を書いている段階で気分が最低に落ち込み、「こんなクズ発表でいいわけねぇだろが!」というマインドになってしまったため、自信を完全に喪失したかなり見苦しい発表となってしまった。結果的には、内容としては十分すぎるほどの評価を頂けた。問題だったのは自分の捉え方だけだ。自分を過小評価しているなんて言ったら少し傲慢な気がするが、まあそういうことだ。評価してくれる人がありがたいことにたくさんいるのに、どうしてそれを素直に飲み込めないんだろか。少しは認めてあげられるようにならなきゃ。終わったあと、大好きな先輩がお話を聞いてくれて、心からの誠実な言葉で肯定してくれて、オイオイ泣いてしまった。オイオイ、それはもうオイオイという表現がしっくりくる泣き方じゃった。泣いても泣いても泣いてしまうようになったのは、今まで感情をあまり表に出してこなかったツケだろうか。いい機会なのでいっぱい泣いて、にんげんらしくなろうと思う。

余談ですが、わたしは近代文学を専攻しているのです(なのにこの程度の筆力かい、とかは思うだけにしといてね)。大江健三郎という作家の研究をしている。苦しいが楽しいです。

 

そんなことがあった後に、ほんとうに心配だった第一志望の面接がやってきた。面接に行けなかったことが何度かあったのちの今回、さらに少し前に発表でぼろぼろになってしまったその状況で、怖くて仕方なかったが頑張った。人事の方々、面接官の方々、とても親身にお話をきいてくれたので、ほんとうにやりやすかったと思う。ありがたいこってす。終わった。無事終わった、頑張った!面接を受けられたということがまず成功体験としてあるので、結果がだめでもまあいいんじゃないかな、というフラットな気持ちでいられている。それはそれでよくないか。

終わったあと、気にかけてくれている友だちとご飯に行った。みんなねぎらってくれ、そのあとはたのしいお酒を飲んだ。人にとっても恵まれているな、心が元気になった暁には、みんなにきちんと恩返しをしたい。