今日は本の日

 

発表が全部終わったので、研究に関係なく好きに本を読みまくるぞ~ということでいっぱい借りてきたぞ!

 

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上段左から

 

ハーバード白熱教室講義録

サンデル教授のめっちゃ人気の講義の書籍化したやつ (知性の欠片もない説明文だな)

これからの正義の話をしよう  の人だ

前から読みたいと思ってたのはそっちなんだけど、いまむずかしい文章読みたないな~ということで、講義の文字起こしという形式のこっちからとりあえず手をつけることにした

 

のらくろ

うちの大学図書館に所蔵あったの知らなかった!!シリーズ全部読むぞ~

装丁超かわいいね

中身も超かわいいよ

 

家畜人ヤプーのつづき

久々に、フィクションにぶん殴られている

ほんとうにおそろしい小説だ

ざっくり言うと、白人が神(さらに女尊男卑)、日本人が家畜となった未来で、過去から来た白人女性×日本人男性のカップルが、それぞれの価値観に染まっていくトンデモSF

そこでの日本人は家畜どころか肉体改造され器物としても扱われているんだけど、異常な白人信仰を叩き込まれているのでその扱いをありがたがる

もうどえらい倒錯した世界なのに、主人公ふたりはどんどん取り込まれていって、わたしは  おかしいじゃん!だめだよ!と思いながら読み進める

さて、自分はエログロには人並みか少し上の耐性があると思うけれど、スカトロだけはどうしても受け付けない、と思っていた

日本人が器物としても扱われるという説明をしたが、スカトロ、まあそういうことだ、そういう用途として日本人が使われる描写が繰り返される

最初のうちは気持ち悪くてしょうがなかったその描写だが、それが執拗に繰り返されるうちに、その世界の前提として読み進めるようになってしまったのだ

おそろしいと言ったのはそういうことで、おかしいじゃん!っていう目線で読んでた自分すらも、気づかないうちに取り込まれている、一種の追体験をしてしまっているのだ

自分はある程度ヒューマニストの側に立ってると思い込んでるが、その地盤は簡単に崩れうるということを突きつけられている

こわいよーこれ、でも確実に読んでよかったとは思う、やっぱり綺麗なものにだけ触れてりゃいいというのは大間違いだ

最近、わたしがブログで触れた本を読んだよーという声をちらほらいただき、とてもうれしいのですが、この本に関してはおすすめはしません   読むなら自己責任でお願いします、いろんな意味で

 

宮沢賢治の童話集

でもやっぱり、反動で澄んだものも採りたくなった…

 

・賢治と鉱物

賢治の本探してる過程でみつけた

めっちゃいい!これは手もとに置きたいのでいずれ買う

鉱物のあらわれる作品を引用しつつ、色ごとに鉱物を紹介していくんだけど、その写真がま~綺麗なの

 

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うつくしいな~

文系のための鉱物学入門、という副題がつけられており、まんまと刺さっている

 

・endangered(絶滅危惧の生き物の写真集

 

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写真ってすごいんだな

感想を言語化するのがほんとに下手だ、感じていることをうまく出力できなくてもどかしい

せっかくブログはじめたんだから磨いていきたい、今さらだけど