神経びんびん物語

 

階下から父母姉の口論が聴こえてきて母は例のごとく泣いているようでわたしはウワワーとなってしまってイヤホンを耳に突っ込みうるさい音楽をうるさい音量で聴いています。幼い頃からそういった空気には兄妹一過敏に反応してしまってなにも喉を通らなくなったりしまいにゃこっそり泣いてしまったりしていたんだけども、この歳になっても何ら変わらない、というか悪化してないかなという懸念すらある。いまは自室にいたから即座に爆音に逃げることができたんだけども、それができない状況でそういった空気を感じ取ったときは、出来る限りの物音を立てながら脳内で燃えろよ燃えろをループ再生してしまうくせがあります。燃やしたらだめだろうが。

就活に適合できず20卒にして進路が未定でして、で紆余曲折を経てやっとまた応募してみようかしらこの会社に、というものが見つかったのだけども、未だ二の足を踏んでいる。それは、その県外の会社に行きたいと母に伝えたときに不可避であろう口論を過剰に恐れているからです。ばかだなあと自分で思う。自分の人生なのになんでこんな親の顔色伺ってんだろう。アダルトチルドレンてこういうこと?いずれはどうにかしなきゃいけない問題だから動くなら早い方がいいに決まってるし、じゃあそれ以外の選択肢はあんのかと言ったら現状ないわけだしと思って、人生は夢だらけとか聴いてヨシ頑張るぞと襟を正したりするのだけども、いざ母を前にするとどうしてもヒステリックに泣いたときの彼女を思ってしまい動悸がしてしまう。そうなるともうどうしようもないの。どうしようもなかったの今まで。今回に関しては、そうなったときに自分が譲歩したり折れてしまうことも怖い。でも先伸ばしにしていいことなんて何もないよ。明日は頑張ってみようか。頑張れない気がするな。真っ白になりたいな。最近ロボトミーが頭をよぎることがあります、と先輩に言ったらこわいこわい!て笑ってくれて少し救われました。

コメントはしないでいただけるとありがたいです。叱咤も激励も共感も慰めもしんどいんです。勝手な人間ですみません。ならわざわざ公開すなって話だよな。まずこうやってブログのネタとして消費して、そんなん出来るなら全然心の余裕あんじゃないのか?ほんとうにしんどいのかわたしは?いやしんどいはしんどい。ほんと?うるさいうるさいうるさい。こんなセルフ蟻地獄みたいな真似したくないよ。安らかにただそこに在れたら嬉しいね。だからさんご礁になりたいの。そもそも在りたいなんて思うことが贅沢か。無か。まじでなんでこんな人数読者登録してくれてんの?と思うときが度々あって、それが今です。読んでくれてありがとうね。日毎にムラがありすぎるブログなので嫌になったタイミングでいつでも登録解除してねほんとに。

あとね聴いてたのはマイフェイバリットギタリストことオータケコーハン氏擁するインストバンド、LAGITAGIDAの曲だよ。うるさくてバカテクで超かっこいいよ。投げ銭ダウンロードのアルバムがバンドキャンプにあがってるから、インスト嫌いじゃない人はぜひダウンロードして聴いてみてね。超かっこいいよ。

これを書いている間に口論はやんだようです。みんな穏やかでいてね。