美しきお散歩

会社説明会が終わり、へろへろになりながら学校へ向かった
図書館と購買と学務課とサークルの部室に行くために

 

図書館はもともと休館日だった
購買と学務課はとっくに閉まっていた
部室も閉まってた
これに関しては鍵取りに行けば開くんだけど、取りに行くほどの用ではないのでおっくうでやめた
何一つ成し遂げられなかった

 

完璧な無駄足だな~と思いつつ帰路につく
説明会帰りなのでスーツにパンプスだ
こんな歩きづらい格好して、はるばる大学までお散歩しに来たのかいわたしは
それはそれでいいか
歳くったら今みたいな瞬間こそ、いわゆるエモい思い出になっているんじゃなかろうかという気がする
違うかな  どうかな

 

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イメージ図

ちょうど日が暮れるころで、さあ今から夕焼けになるぞ、というところ
空はピンクと水色を混ぜて作ったような紫
一番好きな色だ
小さい頃、あの色に名前はあるのだろうか、と思いながら
画用紙に二色を塗りたくった
今でも名前は分からないが、
端的に定義付けられない、様々な濃淡が美しいのだから
名前などいらないのかもしれない
あらやだポエティック~~
シャッフル再生のiPodスピッツの正夢を流している
完璧じゃん
エモ思い出の完成だ

 

 

その後流れたリバーシブル吉岡で台無しになったが
そんなもの入れている自分が悪い