猫のなにかを買いました

 

マスカラを買いに行ったはずだったのです。

 

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気がつけばこれだけを手に帰路につく自分がいました。

自宅用というのはなんだか恥ずかしく、

無駄にラッピングをしてもらいました。

 

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走ります。

車軸の加工があまり滑らかでなく、ぎこちなく進むのもまたチャーミングですね。

 

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おっかさん…

 構造上、胴体が外れます。

 

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 骨組みだけでもまたオツなものです。

風呂に入れられて貧相になった猫を思い起こさせますね。

そしてお分かりでしょうか、後輪はもはや微動だにしていません。

 

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机の上、

犬のはにわとプーチンと共に飾ることにしました。

作業中、ふと目をやると

わけのわからない世界が広がっています。

みる人がみれば全て不要なものかもしれませんが、

どうでもいいものは同時にとても愛しいものでもあるのです。