曇り

 

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・コロちゃんのおかげで、サークルの追い出しコンパやゼミの飲み会、学科の謝恩会がおじゃんになってしまった。また、県内のいくつかの大学はすでに卒業式の中止を発表しているため、わたしの学校でも今後そのような措置がとられるのではないかと思う。全部がもやもやフワフワしたまま終わっていってしまうな。

追いコンについては完全な形で開催することが不可能になったため、本来明日だった本番を今日に前倒しにし、会場も変えて縮小版を行った。他学年のみんなを呼ぶこともせず、かわりにインスタライブで演奏をお届けするという現代っ子の知恵。楽しく演奏できてよかった。みんな素敵だった。わたしは注文した衣装がギリ届かないという無念があったものの、久々に爪を真っ赤に塗って嬉しくなったのでいいとしよう。

 

・使ってる路線の先のほうで、人身事故があったという。ホームではたくさんの人が、来ない電車を待っていた。運転見合わせ区間と迂回ルートを告げるアナウンスは繰り返されるほどに流暢に、同時に語気がやや強くなっていく。近くにいた人は会社にか取引先にか知らんが電話をかけていて、ものすごく謝っている。こんな情勢のなか出勤してるだけでもしんどいし偉すぎるのに、そのうえ不可抗力の遅延のためにペコペコせにゃならんの、何なんだ。あんたは何にも悪くないのよと心の中で伝える。

10分ほど待ったろうか、電車が来たのでみんながわーと乗り込む。車内アナウンスの男性は、先程の人とは違い明らかに動揺している。二駅ほど進んだときだろうか、そのアナウンスがためらいがちに伝える「この電車は………車庫に入ります。次の電車をご利用下さい」

「んだよ!!」という顔をする人、ため息をつく人、先に言ってよねー!と連れにこぼす人。わーと降りていくみんながイライラしている。対応に追われる駅員も、急がにゃならん事情のある人たちも、きっと人身事故起こした張本人も、みんなつらいしえらかったのに。わたしはとくに急いでる訳ではなかったから、こんな他人事みたいに言えてるだけなのかもしらんけども。

 

・昨日は、わたしがパスワードを忘れたせいで駐車場から出られなくなって欅坂46のみんなを泣かせてしまう夢を見た。「延長料金とかも全部わたしが払いますし、皆さんの分のタクシーも手配するんで全然先帰っててください!」と言うも、欅坂のみんなはいい人なので「それじゃ申し訳ないから一緒にここにいる」と言ってくれ、わたしは焦りと申し訳なさにえずくのだった。

その前は、露骨に邪険にされる夢を見た。それに対して夢の中のわたしは「今のは要するにわたしに早く帰れって言ってるんですよね?なんではっきり言わないんですか?じゃああなたが帰ればどうなんですか?あなたも要りませんよ?」とキレ散らかしていたので、目覚めてから「お前も悪いよ」と思った。もっと愉快な夢をみたい。